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資金管理の経験不足からの借金体験

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都内に住むごくごく普通の事務系サラリーマン(30代独身男性)です。

 

投資で資金を増やそう

さて突然ですが、投資といえば、皆さんは株式投資を思い浮かべるでしょうか?

投資といっても、株式、FX、現物、先物、債券と投資対象は様々です。私が投資に興味をもったのは4年前。理由は年収が300万と少ないため、給与以外の収入として、手元にあった70万の資金を投資によって増やそうとしたのがきっかけでした。今回は、投資で自己資金を増やそうとしたのに、金の先物取引で見事に失敗してしまった私の体験、「資金管理の経験不足からの借金体験」をお知らせし、同じ失敗をしない方法を皆さんと共有できればと思います。

 

少ない証拠金でたくさんの利益がでる先物取引

私は、元々、FX取引をしていて投資に興味があり、「もっと早く資金を増やす方法はないだろうか?」といろいろな投資方法を調べていました。その結果、短時間で利益を増やせる方法として、少額の証拠金(6.6万)で1000倍の利益が上げられる金の先物取引を知ったわけです。ただし、先物取引は1000倍の利益が出る半面、1000倍の損失が出る恐ろしい取引でもあります。例えば、金の価格が値上がりするタイミングで「売り」のポジションをとってしまうと、価格が1円値上がりすれば、1000円の損失が計上されてしまうわけです。あっという間に1万円が消えていくような、とてもシビアな取引です。

 

それでも、取引開始時は、多いときには一日15万円くらい先物取引で利益が出ることに味を占めて、金の先物取引をより一層熱が入るという状況になりました。

 

含み損を抱える下手な取引

ところが、ビギナーズラックでしばらく稼いだあとからが問題です。

金の価格は当然ながら、上がるときもあれば下がるときもあります。そして、その価格の変動を事前に100%の確度で予想するのは困難です。当然、「ここからは価格が下がるだろう」と思って「売り」を入れたタイミングで、金の価格が急騰するということが起きてしまいました。

 

さあ大変です。一日で元々の貯金の半額に上る数十万円にも及ぶ含み損を計上してしまいました。

この時の気持ちは、たとえて言うなら、カジノで大当たりして運よく手元資金が倍になって有頂天になった直後、それがすべてぶっ飛び、さらに加えて同額の借金を抱えたような心境です。

 

直前には大喜びしていた分、本当にがっかりです。

 

それでも実は、まだ損失が確定するわけではありません。

含み損を抱えても決済をしなければ損失は確定されません。FXや金といった取引では、「売り」のポジションで一度価格が上昇してしまい、含み損を抱えたとしても、また価格が下落して、その含み損がチャラになることもあるからです。値上がりして損をしてもまた値下がりするのを耐えていけば、多額の損失が解消され、損切り(損を抱えたまま決済取引をして損を確定すること)をする必要がなくなることもあります。

 

そのため、私は、「ここは忍耐のしどころだ」と思い、含み損が解消されることを祈って、しばらく待つことにしたのです。そうしたら、どうでしょうか。1か月程度時間はかかりましたが、急騰した金の先物価格は、「売り」を入れた価格にまで見事に下落してくれたのです。

 

「やった!これで損しないで何とかなる!」

 

窮地から救われた気持ちでした。同じような経験を3回ほど繰り返し、含み損を抱えていても、1~2か月待てば、含み損が解消されるということを繰り返して、何とか利益を確保し続けました。その利益は30万程度です。

 

しかし、今思えば、その小さな成功体験が、借金のドツボの入口だったのです…。

 

そして、遂に取引崩壊へ

4度目の含み損のタイミングには、北朝鮮とアメリカがちょうど「戦争するかしないか」といった国際情勢で、国際社会はにわかに緊張、同時に金の先物価格がじわじわ上昇し始めたときでした。「これはチャンスだ」と思い、大量の「買い」のポジションを仕掛けて、金が値上がりするのを待っていました。戦争が始まれば、国際情勢は緊張し、金の価格が上昇するからです。

 

ところがどっこい、なんということでしょうか。アメリカのトランプ大統領は、多くの予想に反し、「金正恩と対話したい」と言い始めたではないですか!

国際情勢の緊張は一気に緩和され、円安ドル高へ。

そして金の先物価格は、急降下です。

 

大量の「買い」のポジションのまま待っていた私は、時間が経つにつれて損失がどんどん拡大しました。これまで1か月くらい待っていれば損失が埋め合わせでき、金の先物価格は反発上昇してくれたのに、今回は違いました。北朝鮮問題の後に起きた相場は、2~3か月の間ずっと下落が続くような金価格の急降下だったのです。

 

結局、下落が始まって遂に2か月、手持ちが100万近くあったのにもかかわらず、損失額は250万円にも膨らみました。その間、「追証」と呼ばれる追加入金(損を埋め合わせる取引口座への入金)をしなければ、先物取引を続けられません。追証支払いのため、消費者金融カードを4枚ほど準備して、50万の限度額いっぱいに資金を借りるという手段に出て、時間を待ちました。

 

それでも金価格は上昇しません。焦ること2か月。

 

遂に、そのときが来ました。

 

損失額を毎月支払う際にどの程度の支払額かを計算すると、250万以上の借金を抱えると、今の年収では、「借金のために借金をさらに借りる」多重債務者になることが判明。泣く泣く金の先物価格上昇をあきらめました。

 

思えば、含み損の解消を期待するのは、運を天に任せるような拙い取引方法だったのです。金の価格上昇を予想したところまではよかったのですが、それが起きなかった場合に備えなかったことが問題でした。特に、借金を返すために別のカードから借金をせざるを得ない状況というのは、最悪です。時間が経てばたつほど、借金の額が増えるしかない状態だからです。

 

結局、借金が自ら増え続ける状態になるギリギリのところで、先物取引自体を中止することにしました。今思えば、150万の借金を作りましたが、再起するだけの余力を残したという意味では賢い選択だったのではないかと思います。(もちろん、多額の損が出始めた時点で、損切していたほうがもっと賢い選択でしたが…)

 

借金の返済

かくして、地道な借金返済が始まりました。

返済の方法はいたって簡単。月収20万で家賃数万の安アパート住まいですから、8万円の毎月の支払ができるという計画がたちました。飲み会とかの付き合いにも一切行かず、まず年間96万円の支払いをすることを腹に決めました。それでもまだ、50万支払いと消費者カードで借りた資金の利息20万の支払いが残っています。

 

そのため、新たな収入を確保する必要がありました。この収入の確保には、クラウドワークスを利用しました。もともと得意だったSNSの運用から記事の制作といった仕事をこなし、年間50万ほどの収入を得ることができました。副業をしたことがあまりなかった人間ですが、「人間本気になれば、なんだってできるんだ」というのが借金を返し終えた後の感想です。

 

これからも資産運用は続けたい

結局、予期せぬ借金をたくさん作ることで貴重な体験をしたように思います。

 

まず、

 

・身の丈に合わない投資は身を亡ぼす元である

 

ということです。

そもそも金の先物取引で、大量のポジション(建玉)をもたなければ取引が崩壊することはありませんでした。これがまず大きな教訓です。

 

そして、これも当たり前のことですが、

 

・取引がうまくなるのには時間がかかる

 

ということです。先の取引でいえば、ある出来事が起きた場合の価格の上昇を予想するのであれば、それが起きなかった時のことも当然考えて取引を組み立てなければなりませんでした。取引に慣れていない状態で、1000倍の利益が出る取引に飛び込んだ自分の勇気をほめてあげたいところでしたが、ただの蛮勇でした。一度失敗してみると、次同じ失敗をしないので、まず経験値をためるべきだったと思います。

 

要するに、ただの資産の管理不足だったということです。投資にあたって、資金管理方法が拙かったというだけで1年間の時間を無駄にしてしまったというのが、金の先物取引での私の体験です。

 

これから、コロナ不況が長続きする見込みのため、ボーナスの金額も上がらず、会社がつぶれる危険を感じて、投資に踏み込む方もいるかもしれません。

 

投資を行うときは、ぜひ「しっかりとした資金管理に裏付けされた投資」を強くお勧めしたいと思います。

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副業ガイド編集部
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