働き方

通販ショップを始めるための7つの重要事項

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はじめに

もしあなたが、これから通販ショップを始めたいと考えているのでしたら、これからご紹介する私の経験は何かしらの参考になると思います。

 

まず初めに、私のプロフィールや経歴から簡単にご紹介します。私は2020年現在38歳の男で、1児の父となります。

 

もともと30歳頃までゲーム会社やウェブ会社で働いていましたが、ネットでの仕事で食べていくことを考え独立しました。

 

しかし、もともと無鉄砲な性格をしているため、まとまった貯金をすることもなく何とかなるだろうと軽く考えて独立したことから、最終的に借金は600万円位にまで膨らみ、つい最近まで人生を棒に振りかねない綱渡りの大変な生活を送っていました。

 

間違いなく、私は事業者として元々の資質が低く悪い例だと思います。

 

しかし、およそ8年余り多額の借金を返済しつつ自転車操業を繰り返しながらも、諦めずに現在ある程度の成功の入り口に立ったことは、もともと素質の低い人間でも諦めなければ成功できるビジネスであると言う証明になるかもしれません。

 

この経験をもとに、次の項目で通販ショップを始める際に前もって準備しておくことについてご紹介したいと思います。

 

なお、説明の中で通販ショップと言う呼び方を使いますが、主にヤフオクやメルカリなどのモールで商品を販売する事を指しています。(後半では法人化に向けた個人ショップ立ち上げについても触れます。)

 

 

通販ショップを始める際に気をつけること

通販ショップを始めたいと言う事は、多くの場合が会社を辞めて独立したいと言うことだと思いますが、副業として収入の足しにしたいと言う場合もあるでしょう。

 

通販ショップを経営していると人に話すと、よく家で仕事ができる事を羨ましがられますが、大変さはさておいて確かに自分で休みを自由に采配できることや、家族との時間を作れる事は大きなメリットだと思います。

 

とは言え、私のようにほとんど貯蓄をせず漠然とした計画で独立するのではなく、最低でも無収入でも半年は生活できる貯蓄を作ってから独立することが望ましいです。

 

通販ショップ立ち上げ初期には、思ってもみない挫折が連続しますし、前述のように私は無意味な投資をしたり、生活苦で借金をしたりと、最終的に600万円ほどの借金をつくりました。

 

結果論から言えば、私はこの借金で多くのことを学びましたし、不思議な縁で大切な家族ができましたが、これから通販ショップを始めたいと考えるあなたに借金をすることをお勧めするわけにはいきません。

 

通販ショップを始めるための準備

お金

通販ショップを始めるための準備としては、多くの書籍で「自分の得意分野でニッチ商品を見つけておくこと」「テスト販売をしてみること」「自分に合った代行業者を見つけること」など色々と参考になることが書かれていますが、ここでそれを説明すると長くなりすぎるため、事業者に絶対的に必要な精神論についてご紹介したいと思います。

 

その精神論とは「常にピンチはチャンスと考えるようにする」と言うことです。

 

経営していると間違いなく何度も絶望的なピンチに襲われることがあります。

中にはそうしたピンチで廃業する人も少なくないでしょう。私の最近の最大のピンチは、多くの事業者がそうであるようにコロナの影響でした。当時は生活が頓挫する可能性が出たため絶望感から青ざめました。

 

しかし、私は普段からピンチは最大のチャンスだと考えていますので、機を見てこのコロナによる売り上げ半減(緊急事態宣言が発令された3月だけでしたが)を義父に相談したところ、現役時代に大手勤めで年収1000万円以上稼いでた義父は残りの借金300万円を肩代わりしてくれました。

 

私はこれにより借金が一気に帳消しとなり、そのおかげで事業は自転車操業を脱出したため、おかげさまで生活費を確保するために続けてきたライターとしての仕事もこれで最後となりそうです。

 

ただ、私が義父の援助を受けられたのは、義母が亡くなって独りになった義父を献身的に支えてきたためで、普段からのコミニケーションが密だったことも大きく影響しているでしょう。

 

援助を受ける事は苦渋の選択でしたが、私から援助をお願いしたのではなく、会話の中から義父から自然と援助を提案されたため言葉に甘えることとしました。ピンチをチャンスに変える考え方と言うのは、ときには周囲をも動かす力があるようです。

 

もちろん、このわかりやすい件以外にも、多くのピンチをチャンスに変えてきた結果現在につながっています。

 

人を騙して儲けようとする小賢しい人や、忍耐力がなく何かと言い訳をして楽をしてしまう人など、これまでに何人か見てきましたが、根本的な事業者としての資質がない人はいずれも消えていきました。

 

そういう意味では、通販ショップを始めるために必要な心がけは「これから忍耐し続けることを覚悟すること」なのかもしれません。

 

 

仕入れにおいて気をつけること

潤沢な資金があれば話は別ですが、脱サラをして始める場合は通販ショップ立ち上げ時に無駄遣いはできないのが実情でしょう。

 

基本的に、単価の安い商品から販売を始めて、売り上げと経験の向上に合わせて単価を上げていくのがリスクの低い経営方法でしょう。

 

そうなると、最もリスクのない仕入れ先は中国となります。

 

中国は物価が非常に安いですので利益が取りやすく、世界の工場なので商品種類は豊富にあります。とは言え、私は初期の頃はワールドオークションサイト「ebay」で主にアメリカやイギリスから商品を輸入していましたが、借金の半分はこの時期にこさえたと言っても過言ではありません。

 

中国からの仕入れを始めてからは一択となりましたが、現在では代行業者も多いため自分に合った業者を探すと良いと思います。比較サイトなどを参考にいくつか良さそうな業者を使ってみて比べると良いでしょう。

 

ちなみに、私は5つほどの業者を経て現在は「ラクマート」に落ち着いています。

 

ある程度の売り上げ規模になるまでは、顧客に発送する際の送料も馬鹿にならないため、ネコポスやゆうパケットなどに収まる商品が理想的でしょう。

 

 

資金繰りにおいて気をつけること

理想論を言えば、会社時代に作った貯蓄を使って、借金をせずに安定的に売れる商品ラインナップを増やして売り上げを拡大していく事です。

 

しかし、そうした優等生であれば良いですが、身の回りの変化や、社会の変化など様々な要因もあり、なかなか現実はうまくいかないようにできています。

 

経験の少ない頃は判断基準が未熟なため、私のように売れると思い込んだ商品を大量に購入し、当てを外して借金を作ってしまうこともありますし、営業に乗せられて無意味なSEO対策や広告を出稿し散財してしまうこともあります。

 

そのため、たとえ会社員時代に貯蓄をしていても、未熟さゆえにあっという間に資金が尽きると言うことも考えられます。

 

それでも事業を継続するためには資金繰りが必要となりますが、私の経験から言うと消費者金融や闇金は言うに及ばずクレジットカードもおすすめしません。

 

理由は、私のように複数のカードで借金をして多重債務を抱え、返済に追われて事業が自転車操業に陥る可能性があるためです。

 

もし資金が必要なのであれば、国や自治体が行っている事業者向けの融資を受けるとよいでしょう。その際には、あらかじめ開業届を出しておく必要がありますし、事業年数も融資に大きく影響します。

 

個人的には、家族や知人友人からお金を借りる事は関係を壊しかねないためお勧めしません。

 

在庫管理において気をつけること

在庫管理の理想は物流アウトソーシングの会社に在庫の保存と発送を任せることです。代表的なのはAmazonの FBAですが、その他Yahoo!や楽天をはじめ同様のサービスを展開している様々な会社があります。

 

とは言え、通販ショップを立ち上げてしばらくはこうした会社を利用することで発生する発送代行諸費用は利益を圧迫するため利用しづらいのが実情です。

 

そのため、ある程度の事業規模になるまでは自宅で商品を管理し、受注から配送ラベルを出力して荷造りをして発送することとなります。

 

ここで重要になってくるのが在庫管理アプリの存在です。

 

販売において注文が入ったのに在庫がないと言う状況は店舗評価のマイナスにつながりますし、在庫状況把握できていないというのはあらゆるロスを生むことにつながります。

 

在庫管理アプリは色々とありますが、私は初期の頃から使用していたクラウド在庫管理ソフト「ZAICO」を使用しており、他のソフトを使用したことがありません。このソフトは昔は別の名前でしたが、現在代表的な在庫管理ソフトに成長しました。

 

 

販売窓口において気をつけること

仕入れた商品を販売する窓口としては、ヤフオク、Yahoo!ショッピング、アマゾン、楽天など様々ありますが、導入としてお勧めするのがメルカリです。

 

メルカリは個人間の売買を目的としたフリマアプリなので非常に簡単に販売ができるのに加えて、圧倒的に会員数が多いため商品に需要があり価格が適正範囲であれば出品した直後に売れること珍しくありません。

 

通販ショップ立ち上げ間もない頃に重要なのが「商品が売れた」と言う感覚ですので、その点でメルカリは非常に優秀なサイトだといえます。

 

同様のフリマアプリでPayPayフリマやラクマなどがありますが、前者は販売に慣れてくればヤフオクにフリマ仕様で出品することで自動的に出品されるため楽に参入できます。後者はメルカリと比較して不思議と高単価で売れることが多いため並行して出品しても良いですが、会員数が相対的に多くないためなかなか売れないことは覚悟しないといけません。

 

メルカリは個人向けであり業者を前提としていないため多くの商品を取り扱う業者にとっては非常に扱いづらいサイトであり、業者向けのアカウントがあるといえど、数千点規模の商品を扱うようになると楽天やアマゾン、Yahoo!ショッピングなどに出品したほうがはるかに効率が良いと言えるでしょう。

 

なお、私がちょうどこの時点に差し掛かっており、今年早ければ秋ごろに国内最大規模の会員数を誇る楽天に出店する予定となっています。

 

 

雇用において気をつけること

通販ショップ立ち上げからしばらくは人を雇用する機会と言うのはないでしょう。

 

しかし、月商30万円頃から導入して効率化を図ると言う視点も生まれてくることと思います。

 

時間のある身内にお願いして、時給制や1個あたりいくらと言う単価で発送を丸投げすると言うやり方もあるでしょう。

 

また、ソーシャルワーカーに商品発送を代行してもらうと言うやり方もありますが、これはある程度のショップ規模にならないと非常にリスクの高い方法だといえます。

 

私はリスクを犯して安価にソーシャルワーカーにお願いするぐらいなら、費用はかかっても物理アウトソーシング会社に代行をお願いする方が効率が良いと考えています。

 

ちなみに、私が利用しているこうした代行会社は 、AmazonのFBAとサイテキで、前者は国内最安値である上に事業規模は国内最大のため最も安定していますが、反面Amazonは非常に規定が厳しいため思わぬことでペナルティーを課されることがあり、最悪の場合はアカウント凍結など一定のリスクを負うこととなります。

 

前者のサイテキはAmazonほどではないもののそれに迫る安値を提供しており、規約に反したも商品を登録しない限りはペナルティーなどリスクは無いため初心者にはオススメだといえます。

 

私はAmazon一択でも良いのですが、リスク分散の視点からサイテキも利用しています。とは言え、今後さらに取扱点数が増えればAmazonに統合するかもしれません。

 

 

確定申告において気をつけること

開業届を出して個人事業主としてスタートすると、毎年2月17日から3月17日までの間に確定申告を行う必要があります。

 

その際、65万円の控除が受けられる青色申告をお勧めしますが、そのためには決算書や申告書等複数の書類を提出する必要があります。

 

難しそうだと思われると思いますが、マネーフォワードやfreee、その他にも多数会計ソフトで確定申告ソフトはあり、日ごろの収支を勘定項目に分けてつけるだけで簡単に確定申告書類を出力することができます。

 

なお、私はマネーフォワードを使っており、月が1000円以下で必要な機能が全て揃っていて使い勝手が良いため他のソフトは使ったことがありません。

 

 

まとめ

私の経験をもとに通販ショップ立ち上げの際に頭に入れておいた方が良いことについて簡単にまとめてきました。

 

コロナにより数多くの事業者が深刻なダメージを受けましたが、自粛生活の影響でEC業界は全体的に売り上げが伸びています。私は嗜好品がメインのため緊急事態宣言が発令された3月だけは消費が鈍り売り上げが半減しましたが、その後回復しました。

 

おかげさまで生活が崩壊する事はありませんでしたが、コロナ禍による経済の低迷が本格化するのはこれからで、すでに大恐慌の入り口に入っています。

 

世界が本当に最悪の大恐慌を迎えるのはトランプ政権が2期目を終える2024年頃とも言われていますが、その頃にEC業界もどうなっているかは分りません。

 

コロナにより解雇のリスクを回避するために独立したいと考える人も増えたかもしれませんが、現在は大きな行動を起こさずできるだけ貯蓄を増やしておくことが重要なのかもしれません。

 

とは言え、本業で安定した収入を得つつ副業で始められるのであれば、通販ショップを立ち上げる事は誰にでもできることですので、これからの時代を生きる上でリスクヘッジの観点から第一にお勧めできる事業だと自信を持って言えます。

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