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突然ですが、サイト売買という副業を知っていますか?
事業売買や株式譲渡、M&Aは知ってるけど、サイト売買は聞きなれないという人もいるでしょう。
今回は、サイト売買の方法、代表的なサイト売買仲介会社などについてご紹介します。
サイト売買とは
サイト売買と呼ばれるサイト売買とはいったいどのようなビジネスなのでしょうか。
webサイトを使用して行っているビジネスを他社に譲渡したり、逆に他社から譲受したりするビジネスです。
売り手のシチュエーションとしては、
・サイトを開設したもののアクセス数が伸び悩んでいる
・収益や効果が得られない
・ビジネスフィールドを狭めたい
・マーケティング会社に運営を頼むほどの余裕がない
場合などが挙げられます。
また、買い手のシチュエーションとしては、
・金銭的に余裕があり、事業数を増やしたい
・自社の事業をグロースするのに必要
な場合が挙げられます。
副業でサイト売買するメリット、デメリット
副業でサイト売買をするメリットとデメリットをご紹介します。
購入側のメリット
①サイトを0から作らなくてもよいので、運用の知識があれば誰でも始めやすい
②元々あったノウハウや顧客などを取り込めるので最初からある程度の収益が期待できる
③設立までの時間がかからないので平日の夜などの片手間で運用できる
購入側のデメリット
①PV数が安定しない場合、収入も安定しない
②確実に決められた売買の相場がないため、温度感が分からないと高額で購入してしまう
③始めるのは簡単だが、サイトを育てるにはそれなりの時間が必要
簡単に始められるメリットはありますが、購入後のグロースの流れや運用にさける時間を考えておく必要があります。
また、購入前に市場の雰囲気を掴むこと、未経験者であれば運用の知識をつける事も必要と言えるでしょう。
売却側のメリット
まとまった収益を得ることができます。また、運営でかけていた時間などから解放されます。
サイト売買で成立する金額の目安ですが、一般的には月次の営業利益(売り上げ − 販管費 − 報酬)の半年から1年分と言われてます。
例えば、月30万円売り上げがあるサイトは、
販管費として、サーバー代金(月1万円)、記事作成(月4万円)、広告費(5万円)合計:10万円
報酬として、記事管理アルバイト(月5万円)合計:5万円
月次売り上げ | 30万円 |
販管費(サーバー、記事作成、広告) | 10万円 |
報酬 | 5万円 |
営業利益 | 15万円 |
営業利益は15万円となります。
そのため、このサイトは90万円から180万円が相場となります。
半年から1年と幅があるのは、昨今のグーグルアップデートによりSEOで上位機似ているサイトでも急激に順位が落ちることがあるためにその時の状況や影響を受けやすいキーワドかどうか、買い手側が強く欲しい場合は金額が上がり、そうでもない場合は下がる傾向があります。
売却側のデメリット
売却することで、まとまったお金が手に入りますが、その後、継続的に入る収益が無くなります。
また、自分が手放してしまった後にサイトが2倍、3倍にも売り上げが上がったという話を聞くと悔しくなるかもしれません。
ただし、自分の力ではあそこまでが限界だったので、手放した後でも成長していると聞くと、嬉しくなる。という売却経験者もいるので大きなデメリットではないかもしれません。
サイト売買の代表的な仲介会社
サイト売買をサポート(仲介)してくれる代表的な会社3社ご紹介します。
①サイトキャッチャー
売買実績1200件以上、15年以上運営している国内NO.1の実績があるサポート会社です。ちなみに、日本国内では最初にサイト売買事業を開始したサイトでもあります。wikipediaより
また、過去にサイトキャッチャー自身が何度かサイト買収されており、2020年9月には株式会社Faber Companyから株式会社M&Aファーストへサイト譲渡されています。
サイトの特徴
買いたいサイトを数と質のキーワードから絞ることができます。
例えば、低額サイト×男性向け、会員数が多いサイト×シニア向け、アクセスが多いサイト、長期運営サイトなどです。
引用:サイトキャッチャーHPより
仲介プランについて
また、サイトキャッチャーでは、2つのプランを提供しています。
1つ目は、売り手買い手との交渉を自分で直接行う『直接交渉プラン』です。
サイト売買の経験や知識がある人や手数料を下げたい人にはおすすめです。
直接取引の場合、手数料は売買代金の3%(最低55,000円)になります。
2つ目は、仲介担当者に相手との交渉をすべて任せる『サイト売買仲介プラン』があります。
こちらは、サイトを始めて買う人におすすめです。
どのようなサイトを買ったらいいのかに加えて、商談をまとめてくれたり、サイト売買に精通した専任の行政書士が、無料で各々の契約条件に合った契約書を作成してくれます。
②サイトストック
2007年に設立された、仲介満足度NO1の会社です。株式会社サイトストックが運営しております。
強みはネットワークの広さと言えるでしょう。
自社クライアントで数千社の企業にアプローチでき、数千万円以上の非公開案件を多数保有しています。
また、提携しているベンチャーキャピタル、証券会社に案件を紹介することでニーズに合わせて売手企業を紹介してくれます。
こちらも直接プランと仲介プランがあり、仲介プランの場合はアフターフォローが付いてきます。
例えば、売却案件のPL資料、アクセス数などの事実に基づいた資料作成、事業譲渡契約書のドラフト提供、契約書締結後の事業引継ぎフォローなどです。
③サイト売買Z
対応が速く、多くの情報を公開しているサイト売買仲介サイトです。株式会社サイトM&Aパートナーズが運営しております。
TwitterやHPで売買の基本情報を公開しているため、安心できると思う方もいらっしゃるでしょう。
HPには、サイト売買の参考になる記事が掲載されており、失敗事例やサイト種類別の総額を知ることができます。
また、案件の問合せは無料で、仲介のもと契約が成立した場合のみ、所定の手数料を支払う必要があります。
案件欄には、販売者の希望価格、月間売り上げと月間コスト、営業利益やPVまで様々なデータを一度に見ることができます。
利益がマイナスになっている案件も明確にマイナスと記載がありますので、信頼できますね。
サイト売買で気をつけるべき点
最後にサイト売買を始めるに当たって気を付けるべき点をご紹介します。
まずは、誠実な数値が公表されているサイトまたは、仲介業者を選ぶ事です。
1PVでも違えば、100円収入が変わってくる場合も考えられます。
また、月間コストが低く見積もってある場合、購入した際に想定していた利益を出すことができず、元が取れない場合もあります。
数字は細かく確認し、不安であれば信頼できる業者に相談しましょう。
次に運用計画を立てる事です。
購入額の元を取るためには、月どれぐらいの売上が必要なのか、月何PV が必要なのかなどを計算して計画を立てておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
サイト売買のメリットやデメリット、代表的な仲介会社をご紹介しました。
新しい副業を始めたい人は是非試してみてくださいね!








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