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新型コロナウィルスの影響で外出が制限され、今までアルバイトやパートをしていた人が在宅ワークに挑戦する機会が増えてきています。在宅ワークには多くの業務がありますが、募集でよく見かける「データ入力」の仕事。自分に特に能力がないから簡単にできていて仕事も単純だからとデータ入力の仕事を選んでやっていませんか?
様々な目的でデータ入力を選んでいるとは思いますが、業務内容としては単価が安い、差別化ができない、得られる経験が乏しいなどのデメリットがあります。データ入力を在宅ワークとして選んではいけない理由と、データ入力以外に始めやすい副業をご紹介します。
在宅ワークでデータ入力をすべきでない理由
在宅ワークの求人に関する情報は多くありますが、データ入力業務に関してはあまりお勧めできません。その理由について解説します。
案件単価が安い
在宅ワークでのデータ入力の募集要項においては報酬の表記方法が様々です。1件当たり1円、2円であったり、時給1,000円であったり、月に50,000円~100,000円可能などの方法で表記されています。当然、入力をするのは名前なのか、住所なのか、個人データなのかでも労力は変わってきますが、総じて時給換算をすると時給単価が安めになってしまう業務の最たるものがこのデータ入力という仕事です。
差別化ができない
データ入力は熟練すれば入力スピードも高まっていくため、経験があれば多少は初心者よりは稼げる可能性はあるでしょう。しかし、人間の入力スピードには限度があり、他社との差別化という点では難しいのではないでしょうか?またAIが普及してくれば、単純なデータ入力という業務は今後縮小傾向になり、業務自体もなくなる可能性も高いです。
得られる経験が乏しい
在宅ワークの募集があって応募しようとすると、過去の業務経験を求められることがあります。同様のデータ入力業務の経験であれば、採用のプラス要因にはなるかもしれません。しかし、少しデータ入力以外の新しい在宅ワークを探してみようかと見つけた仕事で、過去の業務経験を求められ、データ入力業務の経験を記載しても採用するにあたってプラスには働きません。
多少のタイピングスピードが評価される可能性はありますが、近年のライティングはタイピングスピードよりも、情報の信頼性や筆者のオリジナリティのある体験などの方が重視されます。
在宅ワークの副業でデータ入力を選ぶことについて、考え方は人それぞれですが、もし単価が安くて消耗しているのであれば、少し請け負う業務を精査してみましょう。データ入力業務を選んでしまう理由として、自分には特別な能力がないからと思い込んでいませんか?または、募集で業務内容の概要をみて、私には無理だと思い込んだりしていることはありませんか?
在宅ワークの副業の見つけ方


本業も同様ですが、キャリアも積むことができ、人間関係もいい人ばかり、年収も多いなど自分の要望がすべてかなう職場はほぼないといっていいでしょう。副業も同様です。すべての要望を満たす副業は簡単には見つからないので、副業でどんなことをしたいのか、自分ができることの範囲内でやっていくのか?世の中で求められている(お金になる)事でやっていくのか目的を明確にする必要があります。
世の中で求められている事
自分が副業で何をやりたいのか?やれることについては、個人の棚卸で考えることが可能です。ここでは世の中に求められてる事にはどのような副業があるかをご紹介します。
ウェブライター
ウェブライターの需要は数多く存在します。在宅ワークの募集要項をみると多くのウェブライター業務の募集があります。
筆者自身も新型コロナウィルスによる自粛前は、個人や法人の相談業務や、マネーセミナー業務が収入のメインでした。
しかし、自粛期間が続き、面談やマネーセミナー収入が全くなくなり、最初はわらにもすがる思いで5000文字、文字単価0.2円の案件に応募したことがウェブライターとしての第一歩でした。それまでは全く未経験です。
私の場合は、その後文字単価1円や2円の案件にひたすら応募をして、プロフィールの書き方や募集時のコメントを改善して採用率があがり、執筆の実績を募集時に必ずつけることでさらに採用率が上昇。その後、半年で今では土日を入れても毎日1~2記事の執筆案件があるくらいまでウェブライティング業務を増やすことができています。
ウェブライターも納品をしたら作品がクライアントの手にわたってしまうので、経験にならないと思うかもしれません。また、ライターとして自分のプロフィールが入っている記事でも、実績として公表してはいけないといわれることがあります。実績として公表したい気持ちはわかりますが、そこはクライアントの以降ですのでルール違反は厳禁です。
その記事を仕上げるのに、多くのサイトや書籍、動画などを参考にしているはずです。その積み重ねは決して無駄にはなりません。これを繰り返していくと、執筆できるジャンルもふえて、ライティングの幅も広がっていきますよ。
Youtuber
ヒカキンさんやフィッシャーズさんのようにYoutuberとして多くの収入を得て、テレビなどにも引っ張りだこの人をみるとYoutuberも副業として魅力を感じますよね。ただ表にでている成功者とは裏腹に星の数ほど挑戦して挫折した人がいるはずです。ただ、Youtubeに登録すること自体は無料ですし、毎月の会費がかかるわけではありません。動画編集も無料で優秀な動画に仕上げられるフリーソフトも多数存在しています。失敗するリスクは低いので挑戦してみる価値はあるでしょう。
人気のあるYoutuberの動画を参考にしてみると、なぜこの動画に人気があるのかがわからないという点もあるでしょう。しかし、トップ画像の見せ方や、動画のテンポや編集方法など、わずかな時間の動画の中に数多くの工夫がちりばめられていることを忘れてはいけません。
またYoutubeだけではなく、ブログやライティングも同様なのですが今はありきたりの情報はすでに情報として存在しているため、せっかく動画にしても多くの人の目に触れることはありません。
すでにある情報について、解説をするという動画もニーズはありますが自身が体験してきたことや、自分の意見を加えることでオリジナリティのある動画に仕上げることが大切になります。
筆者の事例でいえば保険会社での勤務経験があるため、保険会社は一般の人が思っているよりも儲けていないことだったり、保険販売して1件販売すると営業がどれくらいの報酬になるのかという情報などは、実際に経験しないとわからないことです。
また、動画をアップロードして終わりにするのではなく、自分が動画を投稿した結果どんな人が自分の動画を見に来ているのか?複数動画を投稿すると、自分が想定していた視聴者と異なっていたり、自分がそうでもないと思っていた動画が思わぬ反響があったりすることもあります。複数動画を投稿してみて、その結果を分析して自分の今後の動画に生かしていくという分析力も大切になってくるでしょう。
まとめ
在宅ワークの副業のうち、データ入力はたくさんの募集があり、積極的に応募していると案件が絶えないのでとても魅力的に思えてしまうかもしれません。しかしずっとデータ入力の業務を継続することはお勧めしません。
その他の在宅ワークでもっと高単価で、差別化ができて、自身の経験値として広い業種に受け入れられる業務は存在します。
自身の棚卸をしてみて、今自分はデータ入力の仕事で問題ないと思えるのであれば問題ないかもしれません。
しかし、もう少し稼ぐ方法がないか悩んでいたり、データ入力の業務で消耗しているのであれば、もう少し自身の能力を信じて他の高単価の副業にチャレンジしてみることを検討しましょう。








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