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副業が当たり前になりつつある現在、週末起業を目指している人も増えてきました。
今回はサラリーを安定的に得ながらビジネスを立ち上げる「週末起業」の始め方についてご案内していきます。
週末起業とは?
本業の勤めを継続しつつ、週末や勤務時間以外の余暇部分を使ってビジネスを行うことを「週末起業」といいます。
ネットの普及にともない時間や場所を選ばず、わずかな資本金でも始められる仕事が増えてきました。
そんな時代背景を味方に、本業のかたわら個人事業主として週末起業をスタートさせる人の割合も年々増加しています。
サラリーマンが会社にバレずに会社設立する方法
本業として勤務する会社が副業全般を禁止している場合、週末起業を含む様々なサイドビジネスをしていることがバレると問題になります。
また、個人的に本業以外の仕事をしていることを知られたくない場合もあるでしょう。
勤務先に副業や会社設立の事実を知られてしまう主な原因は2つあります。
住民税の額
所得から割り出された住民税の額が、勤務先から支給されている給与に対して明らかに多い場合には副収入があることが容易にわかってしまいます。
発覚を防ぐには住民税の納付方法を給料天引きになる「特別徴収」ではなく、個人で納める「普通徴収」に切り替えておくことです。
ただし、平成29年度からは「特別徴収」が原則と定められたため会社によっては「普通徴収」が選択できない場合があります。
周囲の密告
失業保険に代表される公的給付金の不正受給がバレるのは外部からの密告がかなりの率を占めています。
副業がうまくいくとついついお酒の席などで自慢がてら話してしまいたくもなりますが、面倒なことを避けたかったら絶対に口外しないことです。
週末起業した場合、節税はできるのか?
節税したければしっかりと確定申告を行いましょう。
サラリーマンには税金を納めるため制度といった印象が強い確定申告ですが、手続きをとることで様々な控除が受けられます。
本業以外の収入から経費を差し引いた「所得」が20万円をこえた場合にはかならず確定申告手続きとして「白色申告」もしくは「青色申告」を行わなければなりません。
青色申告の主なメリットとして
・最大65万円の特別控除がうけられる
・家族に対して給与の支払いが認められる
・公私にわたって共有する物品に対しても経費が認められる
などがあり白色申告より認定範囲が広いのが特徴です。
白色申告に比べて知識や手間を要しますが節税するには青色申告の方を選ぶべきです。
おすすめの週末起業アイデア
本業をこなしつつ週末起業をスタートさせるには、費やせる時間や投資できる金額などを熟考したうえで事業の種類を選定する必要があります。
ここではおすすめの業種を3つご紹介します。
キッチンカー
おしゃれなカフェやレストランを開きたいと思っている人は本当に多いもの。
でも、お店を構えるとなると莫大な費用がかかる上に週末起業だけで利益を上げるのは現実的ではありません。
その点、キッチンカーでの移動販売だと
・イベント出店などは休日が多いため週末起業に向いている
・店舗がなくても専用車両でオープンできて初期投資額が抑えられる
・本格的に開業するか否かの判断材料になる
などのメリットがあります。
新車を購入して自分好みのキッチンカーをオーダーするとなると小型車でも150万円以上、大型車なら400万円以上の資金が必要となるでしょう。
この部分を抑えるには中古のキッチンカーを購入するかレンタカーを利用するという方法があります。
レンタカーの場合1日5~10万円ほどの賃貸料がかかってしまいますが、出店の手応えをリサーチするには数回レンタルして検討するのも賢いやり方かもしれません。
企業コンサル
企業コンサルは経営に関するアドバイスやサポートを行う仕事であるため、その業種に関する専門知識を持つ人が求められます。
一般的にはつぶしの利かないような技術や経験であっても、そのノウハウこそを必要としている会社にとっては大枚をはたいても知りたい情報であることが少なくありません。
あなたが本業を通して培ったスキルや、個人的に成功した投資の経験など、コンサルティングできそうなものがあればチャレンジできる仕事です。
ウェブサイト運営
時代背景にともなって最も成長している週末起業といえるのがネット関連事業ですが、ウェブサイト運営はその最たるものでしょう。
自分が開設したサイトに広告を掲載し閲覧数を稼いで広告収入を得るのがポピュラーな方法です。
ある程度の知識があれば誰にでも始められるため競争も激しいカテゴリですが、アイデア次第ではまだまだ成功の可能性を大いに秘めているのも事実です。
週末起業する前に副業で準備を
「副業」と「週末起業」はどちらも本業と並行して副収収入を得る点では一致していますが、全く異なるのは「事業主か否か」にあります。
「副業」はあくまで雇用され、労働時間の対価として賃金を得る働き方です。
一方「起業」は自分が立ち上げたビジネスによって利益を生み出し稼いでいくことです。
副業の場合は仕事を請け負う際の手数料や仲介料を差し引かれた部分しか収入になりませんが、起業すれば働いた分だけ丸ごと懐に入るため起業して動くほうが同じ労働でもやりがいはあります。
しかし、収入を得るための仕組みを編み出し運営していく大変さや、収入が保証されていない点では副業として働くよりもリスクは高くなります。
いきなり本業とかけもちして週末起業をスタートさせるより、まずは関連事業を副業として始めてみることをおすすめします。
実際に起業した場合に週末どれくらいの時間を事業に充てられるのかを体感するとともに、稼ぎながらその業種のノウハウを学べるのですから副業は貴重な経験となることでしょう。
こうしてしっかりと準備をしてから週末起業へステップアップしていけば、そののち今度は事業を拡大して本業としての起業家になることも夢ではありません。
まとめ
副業を通して思わぬ才能に目覚める人も少なくありません。
あなたの才能という財産を開花させるべく週末起業を目指してみてはいかがでしょうか。








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