新型コロナウイルスによって全世界的に働き方の変化が起こっています。
今までのように会社に在籍してフルタイムで働くような形態から、様々なグループに属したり、個人でサービスを提供したりと多様化が始まってきています。
また、仕事が減ったことによって副業を始める人も増えてきました。
YouTubeで動画配信を始めたり、UberEatsで宅配を始めたりする方を増えていると皆さんも実感しているのではないでしょうか。
自分ができることを探してスキルや時間を活用して稼ぐ人が増えているようです。
その中で今回皆さんに紹介したいのは【MOSH】というサービスです。
MOSHはオンライン上で個人の特技やスキルを売ることができるプラットフォームサービスです。
プラットフォーム上で個人のホームページ立ち上げから予約受付・運用・集金に至るまでサービス全体をワンストップで行うことができるサービスです。
このMOSHというサービスは、直近(2020年10月)インターネット上で個人がオンラインショップを開設できるサービスで有名なBASE株式会社などから3億円の出資を受けています。
インターネットを通じて個人で実物を売買できるBASEと同じくインターネット上で特技やサービスを売買することのできるMOSHは共に自分のスキルを世界に発信できるという点で共通点のあるサービスと言えます。
<参考>
ネットでサービスを売れるサイト「MOSH」BASEなどから総額3億円の資金調達を実施
MOSHってどんなサービス
引用:MOSH HPより
MOSHは一言でサービス内容を表すと「個人の特技やスキルを売ることのできるツール」です。
例えばジムやヨガのインストラクターというスキルを持っている個人がMOSHに登録して集客することで、オンラインのスタジオを開設することもできますし、オンラインパーソナルトレーニングという形でスキルを売ることができます。
MOSHはプラットフォームであるところが強みです。
今までは前述のように個人でオンラインパーソナルトレーニングをサービスとして売り出そうとする場合、ホームページの立ち上げ・宣伝集客・予約受付・オンライン配信システム構築・決算システム構築など多岐にわたる工程を踏まなければなりませんでした。
しかし、MOSHを利用すれば用意されたシステムに沿って登録していけばわずか数分で予約機能を備えたホームページを立ち上げることができます。
また、決済システムも用意されているので集金も手間取ることなく可能となります。
肝心のサービス提供についてはzoomとの連携機能が備わっており、予約受付後に自動でURLが発行されるのでわざわざ別のシステムを利用する必要はありません。
何より、ここまでのサービスを使いこなそうとすると大抵の場合はパソコンが必要になり、一部専門的な知識が必要でしたが、MOSHの場合は登録者も利用者もスマートフォン一つあれば済むというのが特徴です。
このように個人のスキルや特技をサービスとして簡単に広めることができるのがMOSHというサービスです。
スキルや特技さえあればどこにいても始めることができるので、海外や地方からでも利用することができます。
MOSH創業について
MOSHは2018年2月に公開した、インターネットで個人でもサービスが売れるプラットフォームです。
個人間のサービス売買というと、後述しますがココナラ などが有名です。創業者は 籔和弥さんです。
MOSHってどんな人が利用しているの?
引用:MOSH HPより
MOSHは個人のスキルや特技をサービスとして売ることができるので、あらゆるサービスを提供することができます。
MOSHを利用している事業者の職種・業種は今では200種類を超えてきています。
新型コロナウイルスによって多くのサービス提供者が苦しんでいる状況の中、オンラインでサービスが提供できるということもあってMOSHの汎用性が高く評価されているのだと思います。
あらゆる業種の事業者が自由にサービスを作り出すことができるのがMOSHの特徴と言えるでしょう。
MOSHを利用している人でわかりやすい例を挙げると、パーソナルトレーニングや着付け・楽器演奏といった教室をオンライン上で行うサービスが最も多く利用されています。
ファイナンシャルプランナーのような資格を持った方によるお金や保険の相談や心理カウンセラーによるカウンセリングといったサービスも人気です。
また、サービスを受ける側の利用者も多様化してきています。
今までは興味のあるジムや教室に入会して月謝を払いながら受講していたものの、新型コロナウイルスの影響で通えなくなってしまった方々が続々とMOSHを利用するようになってきています。
さらにMOSHは必要な時に必要なサービスだけ申し込めばよいので、決まった時間に予定を入れることができない層にも人気が出てきています。
MOSHとココナラやビザスクなどの違いは?
MOSHのように個人がオンラインで特技やスキルを販売することのできるサービスはいくつか存在します。
代表的なサービスで言えばココナラやビザスクといったサービスが挙がります。
では、MOSHはココナラやビザスクといったサービスは何が違うのでしょうか。
それはMOSHがより「個人」に重点を置いているというところです。
ビザスクの場合は、その道に長けた人が企業からコンサル依頼を受けるサービスです。
個人のスキルを売買するというとことに変わりはありませんが、コンサルという「スキル」に重点を置いたサービスです。
誰よりも情報を持っていてもコンサルティングができなければ活用することはできないでしょう。
ココナラはもう少し幅の広いスキルマーケットと言えますが、やはり「スキル」に重点を置いたサービスを展開しています。
これができる人が揃っていますよ、という売り出し方です。
その長所は集客のしやすさに現れます。
コンサルやイラストといった売り出すスキルが明確であると、集客もしやすくなってきます。
ココナラやビザスクはその特徴を活かして、集客にも力を入れているサービスになります。
対して、MOSHはホームページやブログといった宣伝の場を提供することはしますが、集客のほとんどは個人のインスタグラムなどの情報発信に頼っています。
集客に関しても個人に重点を置いたサービスであると言えます。
MOSHで副業はできるのか?
皆さんの中には、結局MOSHを使って副業ができるのかと言ところに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、MOSHを利用して副業を行うことは可能です。
しかし、いくつか注意点があります。
一点目は独自コンテンツを持っていることです。
独自と言っても完全オリジナルである必要はありませんが、自分のウリとなるテイストを入れたコンテンツを持っている必要があります。
他の人と同じようなコンテンツではすぐに飽きられてしまいます。
実際に、専門性が高いコンテンツを提供している人で月数百万円稼ぐ個人の方も出て来ているそうです。
<参考>
認知度より「専門性」に課金される。月600万円を売り上げる個人も登場「MOSH」創業者が語る、マネタイズできる個人の条件
二点目は自分で集客活動をしっかりと行えることです。
MOSHのサービスは利用者による評価機能はあるものの、積極的な宣伝コンテンツはありません。
多くは外部SNSサービスを利用しての集客活動が必要になります。
特にインスタグラムを利用して集客活動を行っている方が成功しています。
集客やオリジナルコンテンツに自信がある方はMOSHを利用してより個人を磨いていくべきだと思いますし、集客はサービスにある程度任せたいという方はココナラやビザスクを利用すればよいと思います。








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