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イーサリアムの今後について~概要から特徴、評価、将来性について~

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イーサリアムの概要

 

イーサリアムとは、ビットコインやリップルなどと同じく仮想通貨の1つです。

イーサリアムは、2000以上の種類があるといわれる仮想通貨市場の中でも、ビットコイン、リップルに次いで第3位の時価総額を誇っています。

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イーサリアムは、『イーサリアム財団』という非営利のグループによって、イーサリアムを開発したりするのに使われる資金の管理がされています。

そして、イーサリアムの開発については、『ETH DEV』という開発チームによって開発が進められています。

現在、イーサリアムの開発はETH DEVを中心に世界中で行われており、開発に貢献したとみなされた開発者には報酬があたえられるため、その報酬もあって盛んに開発が進められています。

 

イーサリアムの特徴

多くの仮想通貨がある中で、イーサリアムも同様に特徴があり、その特徴がイーサリアムの時価総額ランキング第3位に位置付けている理由があります。

 

特徴としては、ビットコインは『支払いや決済のシステム』がメインですが、一方イーサリアムでは、『アプリケーションの作成ができるプラットフォーム』であるという特徴があります。

『アプリケーションの作成ができるプラットフォーム』とは、どういう意味かというと、イーサリアムのブロックチェーンをつかって簡単にだれでもアプリケーションを作ることが可能です。

なので、イーサリアムは別名で『世界コンピューター』や『世界ネットワーク』と表現されることもあります。

 

ただし、ビットコインではイーサリアムのようにアプリケーションが作れないかというとそうではなく、ビットコインのブロックチェーン上でも、ブロックチェーンを使ってアプリケーションをつくることはできますが、ビットコインのブロックチェーンを使うよりもイーサリアムのブロックチェーンのほうがよりフレキシブルに設計されているので、より自由度の高いアプリケーションを作ることができます。

 

イーサリアムの通貨単位

イーサリアムの通貨単位は、『ETH(イーサ)』です。

上述したように、イーサリアムはアプリケーションの作成ができるプラットフォームですが、イーサリアムのブロックチェーンの上で作られたアプリケーションを動かすときに、通貨(ETH(イーサ))が使われます。

イメージをするならば、通貨である『ETH(イーサ)』が、イーサリアムのブロックチェーンで作られたアプリケーションを動かす潤滑油や燃料のイメージです。

 

『ETH(イーサ)』は支払いや決済としての役割も持っていますので、他の通貨と交換する際の交換レートというものがあります。

そのため、『ETH(イーサ)』が使われる場面や機会が増えることによって、供給より需要が増えますので、『ETH(イーサ)』の価格は上がっていきます。

 

イーサリアムの評価

長い期間、ビットコインに次いで2位の時価総額だったイーサリアムですが、2017年12月29日時点でリップルに時価総額で抜かれてしまい更に追い上げているビットコインキャッシュにも抜かれるのでは?と思われています。

 

 

 

イーサリアムのハードフォーク

仮想通貨の1つであるビットコインの勉強している人であれば聞いたことがあると思いますが、仮想通貨業界ではしばしば『ハードフォーク』や『ソフトフォーク』という単語が出てきます。

 

両方のフォークとも『ルールの変更』が行われるときの法のことです。

それまで適用されていたルールを変更する時に、『ハードフォーク』または『ソフトフォーク』のどちらかが行われます。

 

ここでは詳しい説明を省きますが、

1.変更後でも、これまでの旧ルールも継続して使うことができる方が『ソフトフォーク』

2.変更後には、これまでの旧ルールは継続して使う事ができない方が『ハードフォーク』

となります。

 

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イーサリアムは4段階に分けてハードフォークが予定されています。

これから詳しく説明していきたいと思います。

(1)第1段階:フロンティア(Frontier)

 

フロンティア(Frontier)とは、和訳すると『未開拓地』を意味しています。

2015年にこの第1段階:フロンティア(Frontier)が公開され、これは言わばエンジニアや開発者、技術者向けのテスト(ベータ)版になります。

 

第1段階のフロンティア(Frontier)は、イーサリアムのベースとなるファンクションを備え、第1段階のフロンティア(Frontier)のあとに続く第2段階、第3段階、第4段階へ移行にするにあたっての準備段階のハードフォークといえます。

 

イーサリアムの開発チームでも公式で発表されましたが、この第1段階のフロンティア(Frontier)では、ベータ版のため、安定的に稼働が行われる保証がないため、発行されるトークンや重要度の高いデータを扱う際には注意が必要でした。

 

このイーサリアムの第1段階のフロンティア(Frontier)公開のニュースを受けて、仮想通貨取引所であるPoloniexやKrakenなどその他複数の仮想通貨取引所がETH(イーサ)の取扱いを始めることを発表した。

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(2)第2段階:ホームステッド(Homestead)

 

ホームステッド(Homestead)とは、和訳すると『開墾地』を意味しています。

2015年に公開されたベータ版である第1段階のフロンティア(Frontier)に次いで、2016年にこの第2段階のホームステッド(Homestead)が公開されました。

 

第1段階のでは、稼働に関して安定面で懸念材料があり心配されていましたが、この第2段階のホームステッド(Homestead)の公開で、分散型の世界コンピューターといえるほどの安全性を持つことができ、第1段階のフロンティア(Frontier)の安定版となりました。

 

このホームステッド(Homestead)への移行によって、イーサリアムのブロックチェーン上でのアプリケーションの開発に参入が容易になり、マイクロソフト社によるブロックチェーン環境でのSDK活用やJPモルガン、UBS、クレディ・スイス、など多くの大企業やプロジェクトから注目を集めるようになったことに加え、実際にイーサリアムを利用したアプリケーションの開発への参入が増加しました。

 

(3)第3段階:メトロポリス(Metropolis)

 

メトロポリス(Metropolis)とは、和訳すると『都市』を意味しています。

2016年に公開された第1段階のフロンティア(Frontier)の安定板である第2段階のホームステッド(Homestead)の次に2017年に公開されたのが、この第3段階のメトロポリス(Metropolis)です。

 

メトロポリス(Metropolis)は、一般のユーザーであってもイーサリアムをより簡単に使うことができるようにするアップデートです。

このメトロポリス(Metropolis)へのアップデートは、1回で行われるものではなく、メトロポリス(Metropolis)を実装するまでに2回に分けて行われ、第3段階のメトロポリス(Metropolis)の中でも、下のようにハードフォーク1とハードフォーク2というように、このアップデートは、2つの段階をもって完了されます。

 

第1段階:ビザンチウム(Byzantium)

第2段階:コンスタンティノープル(Constantinople)

 

第1段階であるハードフォーク1のビザンチウム(Byzantium)は、次の第2段階であるハードフォーク2のコンスタンティノープル(Constantinople)に続くように設定・実装されています。

 

メトロポリス(Metropolis)のアップデートの内容は、

(1)スマートコントラクトの簡略化

(2)プライバシーの保護の強化

(3)セキュリティ面の強化

(4)ディフィカルティボムの調整

になります。

 

(1)スマートコントラクトの簡略化

 

難易度の高いプログラミングを使う必要をなくすことで、イーサリアムをベースとしたアプリケーションの開発がより簡略され行うことが可能になります。

 

(2)プライバシー保護の強化

 

ジーキャッシュ(Zcash)という匿名性が高い仮想通貨の技術である『ゼロ知識証明』という暗号化技術や一般ユーザーのプライバシーを守りながら取引を承認することができる「zk-snark」という技術を取り入れることによって、これまでよりも匿名度が高く、プライバシーが守られた取引を行うことができるようになります。

 

(3)セキュリティ強化

 

今後懸念されている量子コンピュータによるアタックやハッキングへのセキュリティの対策をするのを目的としています。

 

(4)ディフィカルティボム(Difficulty Bomb)の調整

 

次のアップデートである第4段階のセレニティ(Serenity)で計画されているマイニング方式の変更のための準備段階としてアップデートになります

これまでのイーサリアムのマイニング方式であるProof of Work(プルーフ・オブ・ワーク※1)から新しいマイニング方式であるProof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク※2)に変更する際に、ディフィカルティボム(Difficulty Bomb※3)が設定されることによって、マイニングの難易度(ディフィカルティ)が上がります。

これは欠陥ではなく、現在のアルゴリズム(Proof of Work)から新しいアルゴリズム(Proof of Stake)にハードフォークする際に、イーサリアムのマイナーたちが、スムーズに移行できるようにするための事前準備とする調整になります。

 

※1: コンピューターの処理の能力の高さによって報酬が決まるマイニング方式。送金が行われるときに、暗号化された取引の情報は、ブロックチェーン上に公開され、暗号化された取引の承認を行うために、マイナーたちが、コンピューターの演算処理能力を用いて暗号を解読していき、一番最初に暗号を解いたマイナーに報酬として、該当の仮想通貨が支払われます。

 

※2:該当の仮想通貨の保有している量の多さによって報酬が決まるマイニング方式。もう少し詳しく説明すると、該当の仮想通貨を長く保有しかつ仮想通貨の保有量に応じて報酬が支払われます。しかしながら、該当の仮想通貨を長く保有しかつ仮想通貨の保有している人が、永久的に報酬を受け取ることができるというわけではなく、一度取引が行われるとステータスはリセットされてしまうので、そのあとは、また別の評価が高い人へ報酬が支払われるという仕組みになっています。

 

※3:ディフィカルティボム(Difficulty Bomb)とは、2015年9月に追加されたアルゴリズム。これは、特定のブロックからハッシュレートが増えていかない際に、ブロックの作られる時間が徐々に遅くなっていき、指数関数的に増えていくように設定されています。

 

(4)第4段階:セレニティ(Serenity)

 

セレニティ(Serenity)とは、和訳すると『安定版』を意味しています。

上述した第3段階のメトロポリス(Metropolis)で準備・調整が行われていたように、これまでのイーサリアムのマイニング方式であるProof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)から、新しいマイニング方式であるProof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク)に移行される予定です。

 

現在のイーサリアムのマイニング方式は、ビットコインと同様のProof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)のため、マイニング行う際に多くの電力を消費してしまっています。

しかし、Proof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク)へ変更することで、それぞれのコンピューターでネットワークにつなぐことで、マイニングを実施することができるようになるため、電力の消費もおさえることができるようになります。

 

これからイーサリアムは、まだ行われていない2つのアップデート(第3段階のメトロポリス(Metropolis)の内のハードフォーク2であるコンスタンティノープル(Constantinople)と、第4段階のセレニティ(Serenity))によって、イーサリアムは仮想通貨界のアプリケーションの開発の基盤となるプラットフォームへと確立していくでしょう。

 

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イーサリアムが購入できる仮想通貨取引所

 

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ビットコイナー
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初めまして、仮想通貨関連の記事を担当する「ビットコイナー」と申します。テレビや新聞などのメディアでも取り上げられることが多くなってきたビットコインをはじめとする仮想通貨ですが、お金の形が変わる、インターネットに次ぐ革命といわれています。 世の中ではまだあまり広がっていない今から、仮想通貨の知識を深めて先行者利益を取っていきましょう! 私は2013年からビットコインに注目していて、当時からビットコインも購入しています。現在では数十種類以上の仮想通貨保有・運用しています。 初心者から中級者の方でもためになるような有益な情報をお届けしていくつもりです。
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