フリーランス

フリーランスのデザイナーがフリーランスのエンジニアになった理由

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坂本 倫朗

坂本 倫朗

2004年から13年間フリーランスとして、ウェブ制作やアプリ制作を経験しております。 ライティングに関してWordPressのブログを運営しております。 ほかに、ウェブサイト制作、ゲームプログラミング(unity/javascript/flash)の講師を10年努めさせております。

私は14年前からフリーランスとして活動しています。
最初はデザイナーとして仕事をしていましたが、のちにフリーランスのエンジニアに転向しました。

私がウェブ業界について、職業として興味を持ったのは2000年ごろです。
この頃は、Macromedia Flashというツールが人気でした。
これは、アニメーション表現に加えて、手軽なプログラムができるツールです。
作成したものは手軽にウェブで公開することができ、それらは「フラッシュ」というプレーヤーの名前で呼ばれていました。

フラッシュは、ウェブ業界以外の人たちにも浸透していました。
私はこのツールに夢中になりました。ウェブ上の画面が、自分の手によって動かせることが、単純に楽しかったのです。
フラッシュを中心に仕事をさせてくれる会社に就職しようと思いました。しかし、未経験でもフラッシュの仕事だけをさせてくれる会社が見つからなかったので、就職はせず、そのままフリーランスになったのです。

 

フラッシュの高度化

幸いにも、一緒にスクールを卒業した友人から、いくつか仕事の紹介がありました。それをきっかけに人脈を作っていけたので、フリーランスとしての活動はうまくいきました。
私は希望通り、フラッシュを専門的に請け負うフリーランサーになったのです。
最初はデザイナーとしてアニメーションを作っていました。

 

フリーランス活動を始めた時期から、フラッシュはさらに隆盛を誇るようになります。
フラッシュはMacromedia FlashからAdobe Flashとなり、Actionscript3.0という高度なプログラミング言語を搭載するようになりました。
さらには、Adobe AIRというアプリ製作環境も内包するようになりました。
求められる技術が高度になるたびに学ぶのは大変でしたが、周りのデザイナーはプログラムに対して多くの学習時間を割けないので、私は重宝されました。
私のすすんだ道は、ぽっかりと席が空いていたのです。

私はデザイン的な仕事もしていましたが、だんだんとプログラムの仕事の比重が大きくなっていきました。
それから、高度化する製作環境に合わせて行く中で、アプリの製作を多く受けるようにもなりました。
その後、アプリ製作環境をUnityに移し、現在に至っています。
このようにして、私はデザイナーからエンジニアへと移行しました。

後からわかったことですが、この流れは、心理学的に考えても必然でした。
人間は、映像で考えるタイプと、文章で考えるタイプがあるようです。
私は後から振り返ると、映像で考えるよりも、文章で理論的に考えるタイプだったので、エンジニアの方が向いていたのだと思います。

 

フリーランスのエンジニアになるまでの学習方法について

プログラミングの学習の仕方については、まったくの初心者であれば、まずは書籍や学習用ビデオから学ぶようにするといいです。
学び始めが一番大変で、ハードルが高いはずです。
たとえば開発環境を整えることは大変で、多くの人にとっても、あまり興味がある部分ではありません。
この導入部分の情報をネットの文字情報に頼ると、書き方が不親切だったり、情報が古かったりすることがあり、学習効率が悪いです。
書籍や学習用ビデオだと、ブログなどのネット情報よりも確かで、迷うことが少ないはずです。
学習用ビデオについては、たとえば「ドットインストール」はお勧めできます。

photo by ドットインストール

書籍については、言語の入門書のほかにも、「リーダブルコード」などの本が役に立つと思います。

書籍だけでなく、情報源はたくさん持った方がよいです。
勉強会に出ることは、同業の知り合いを作るきっかけにはなるので有用ですが、「本当に勉強になった!」ということはあまりありません。
エンジニアに転向した当時の私の情報源は、ネット上にあるブログを読むことでした。
今だったら、ブログの記事に加えて、「Qiita」などを読むこと、それからGitHubなどでたくさんのソースを読むようにするとよいと思います。

 

フリーランスでアプリを受託した場合の単価感

私の受託するものは教育系のコンテンツが多いです。
たとえば、小学生や中学生が学習に使うものを制作します。
問題に解答するアプリだけでなく、カメラアプリや、適性診断といった内容のアプリも作っています。

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アプリ開発で毎月副収入が入ってくる?アプリの副業

 

アプリを新規に受託する場合の価格は100万~200万円ぐらいまで幅があります。
長期にわたる案件の場合は、分割してお支払いを受けることもありますが、原則としては仕事の完了後に支払いを受けます。
大きい案件ばかりを請けてしまうと、何か月か無収入が続くということにもなりかねないので、計画的に受託をしていく必要があります。

 

フリーランスの仕事の請け方について

フリーランスの仕事の仕事の請け方のほとんどは「紹介」と「リピート」です。
ですから、最初にフリーランスを始めるときが一番大変だと思います。
一番よいとされているのは、一度、どこかのベンチャー企業に就職して、実績と人脈を作り、それからフリーランスを始めることです。

しかし、しっかりとした気構えがあれば、就職する過程をとばしてフリーランスになることも可能だと思います。
たとえば、有志のプロジェクトに参加して実績を積んでいくこともできます。

フリーランスになると、履歴書を書く機会はほとんどありませんが、その代わりに「何を作ってきたか」はたくさん聞かれます。
GiHubなどに自分の作ったコードをのせておいて、参照できるようにしておくといいと思います。
「自分に何ができるか」という資料は、フリーランスになる前の段階で用意しておいてください。
用意していれば、いずれチャンスはやってくるはずですのでがんばってください!

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