フリーランス

フリーの整体師として独立し、個人経営で施術を行うメリットとは

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自身の紹介

私は、整体師として仕事をするようになり20年になります。現在は「出張専門の整体師」として独立して5年。

開業後、5年で廃業する確率が9割を超えると言われている業界で店舗を持たず(もちろん、他にアルバイトもせずに)にこの数字を出せたのは、悪くないと自負しています。

 

元々は親や親戚の肩もみをした時にお小遣いを貰っていた事に味をしめ、お手伝い感覚で自然とマッサージを覚えたことが、この業界に興味を持った最初きっかけです。

素人の見よう見まねでも、10年近く親の肩を揉んでいると特技と呼べるぐらいの技術になり、高校を卒業するタイミングで漠然と鍼灸の専門学校へ進学。

この時は「自分の技術で他人に喜んで貰えたらやりがいがあって楽しい毎日になるだろうな」という気持ちと「医療資格は就職に有利」という一般的に言われていることを鵜呑みにしてその先の事は深く考えていませんでした。

 

専門学校を卒業後、近所の鍼灸整骨院に就職。ここまでは順調に進んでいたと言えるでしょう。

しかし、ここで厳しい現実を思い知ることになります。

 

「独立」を意識したきっかけ

一番は「給与が安い」事でした(当時で時給780円)

もちろん、休日出勤・サービス残業は当たり前。支給額で12万円程度。ここから税金や国民健康保険を引いたら手取りは10万円以下です。

(個人経営の整骨院は社保に加入せず、個人で国保に加入している事は珍しくありません)

 

「修行期間」とは言え、500万円以上の学費と3年間の学生生活を経て「国家資格」を取得したのに、コンビニのバイト並かそれ以下の賃金で長時間働く事になりました。

今ほど労基法もうるさくなかった時代なので、当日に解雇される同僚や給与の未払いや一方的に手当を削られる事も日常の話。

 

さらに、患者さんを定期的に通わせるために治療計画をワザと遅らせたり、不要不急のカウンセリングを行うなど。

確かに治療院を維持するためにはお金が必要ですし、我々も給料が無いと生活が出来ない…とわかっていても、これは非常にストレスでした。

 

「出張専門整体」の独立までの流れと事業内容

1年目にして業界の黒い部分を目の当たりにして心が折れかけましたが、仕事自体は非常に面白く、何より患者さんの喜んだ顔は大きなモチベーションでした。

この喜びを一度知ってしまうと、なかなか他の仕事に転職する気にもなれません。

だから言って、このまま雇われの鍼灸師として働いていても将来的にジリ貧なのは明らか…。

どうにか仕事と生活を両立できないか…と悩んでいた時に「独立」という言葉が思い浮かんできました。

 

それからは臨床の勉強に加えて経営の勉強もするようになります。

この頃には10年のキャリアがあり技術的にはそれなりの自信もありましたが、資金面で大きな不安がありました。

どうにかお金をかけず、自分のスタイルを崩さずに他人に喜んで貰える方法…と考えているうちに「出張専門の鍼灸&整体」という答えが出ました。

 

逆に店舗が無いデメリットは、店舗で施術を受けたい人がほとんどのため見込み客が少ない事と、移動時間を考えると回転率が悪い事。

基本、整骨院の経営は薄利多売(施術単価に上限があるので数を回さないと利益が出ない)なので、完全に真逆の形になります。

 

そこで発想を変えて「平日の日中に治療院に通えない人」にターゲットを絞り、営業を開始。これが大当たりしました。

足腰が悪くて移動手段が無い高齢者だけでなく、産後間も無く外出ができない若いお母さんにヒット。

夜間対応も始めたら、仕事終わりのお父さん世代からも声がかかるようになりました。

 

このように、今まで治療院に通いたくても通えなかった人達の数少ない需要を掴むことで経営は安定。

元々、個人で全てを対応していたので多くの方に予約の問い合わせを貰っても対応しきれません。

個人で対応できる限界と見込みのお客様の数がちょうど良いところで重なる形になりました。

「出張専門整体」のお客様のつかまえかた

お客さんの集客の一番は「口コミ」です。

フリーペーパーや折り込みチラシも活用する方法もありますが、費用対効果を考えると最善とは言いにくいです。

口コミと言っても黙って施術をしているだけではなかなか発生しませんし、逆に悪い噂が流れてしまう危険性もあります。

 

そこで有益な方法が「ホームページ」と「フェイスブック」の活用。口コミを意図的に発生させるように努めました。

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治療内容はプライバシーの兼ね合いもあるので細かくは書きませんが、日常の出来事や読んでいる本などをちょいちょい投稿するだけでも「人柄」を伝える事が出来ます。

私の場合は、物販や無理に予約の案内をしない事を徹底して行い、まずは安心して存在を受け入れてもらえるように心がけました。

最初の1ヶ月はほとんど予約の問い合わせはありませんでしたが、3ヶ月もすると徐々に予約票が埋まるようになり、6ヶ月後には収益確定ライン超え。

1年で経営は安定し、付き合っていた彼女との結婚。家を購入する事もできました。

 

 

実際にいくらくらい稼げるのか?

正直、年収で300万円〜350万円のラインにいます。平均年収からしたらそれほど高くはありません。

しかし、雇われ時代の月給の手取りが10万円前後だった事を考えると違いは一目瞭然です。

 

出張専門の1番のメリットは「店舗の維持費がかからない事」

そのため、開業資金も維持費もほとんどゼロで、施術代=売り上げのほとんどが「利益」になります。

完全予約制のためロスもほとんど無く、仕入れのリスクも無いため、施術代を安く抑えても十分に利益を見込めます。

 

特筆したい点は、この数字を稼ぐための1日の労働時間が4時間に満たない事。

*施術単価が4000円/1時間として、3時間働けば1日12000円の売り上げ。

23日稼働して27万6千円の月収。12ヶ月で330万円を超える売り上げ。そこから税金を引いても300万円前後は残る計算。

 

さすがに毎日安定してお客様が来るわけではありませんが、平均すると上記のような数字になります。

おかげで空いた時間で、整体の勉強をしたり副業の勉強の勉強をする好循環になっています。

 

今では雇われ1年目の時に比べて収入も自分の時間も大幅に増え、公私ともに充実した生活です。

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fujimoto
fujimoto
出張専門の鍼灸師&整体師。 整骨院や整形外科で経験を積むと同時に「ランチェスター戦略」(経営手法)を学ぶ。 独立後は1日4時間前後の仕事で生活ができる収入の確保に成功。
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