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田舎暮らしの30代のフリーランスのデザイナーが稼ぐ収入のリアル

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フリーランスのデザイナーになった経緯

私は北海道の田舎町に住む32歳。妻と2人の子供、私の両親の3世帯6人家族です。

仕事は、フリーランスのデザイナー。独立して3年目です。

元々は東京でシステムエンジニアをしていましたが、父親の介護が必要になった事がきっかけでUターンを決意しました。

妻も田舎暮らしに憧れていたことや、仕事が多忙で家族との時間が取れなかった事あり、以前から「いつかは北海道でのんびり暮らしたいね」と夫婦の会話には出ていました。

 

実家に戻って最初のうちは妻も子供も大喜び。

「いつもお父さんがいる〜」と、はしゃぎながら甘えてくるし、妻の機嫌も良かったです。

老老介護だった母親の負担も激減。父親も安心したのか徐々に体調が回復して来ました。

 

このように書き出すと、悠々自適にSOHOを行なっているように見えますが、収入が安定するまでは本当に苦労の連続でした。今回は、そんなフリーランスのデザイナーの収入のリアルをお伝えします。

 

フリーランスの成り立ての頃のお仕事と収入

人口1万人程度の田舎町では、地域の企業に就職しても好条件の仕事はありません。ほとんどがバイトです。

年齢も30歳を過ぎておりシステムエンジニアの経験しかない私には、新規就農や飲食店の経営など無理な話。

 

結果的に、自宅に小さなオフィスを作り名前だけの独立開業。

最初はクラウドワークスやランサーズに登録をして、バナー制作や不動産関連のチラシ作成やセールスライティングの仕事を中心に仕事スタートしました。

 

この時の収入が月に5万円〜8万円程度。

実家暮らしなので家賃がかからずギリギリ生活はできましたが、正直、フリーランスで独立した現実の厳しさを思い知りました。

仕事の単価が安いので働いた時間の割に収入に結びつかないという理由もありますが、中には支払いを忘れたままにする適当なクライアントに当たってしまった事も…。

 

毎月黙っていても給与が振り込まれていた生活から全てが自己管理になった変化は、想像以上に苦労しました。

 

父親の収入が低いというのは、子供達にあまり良い影響はありません。

半年もするとネガティブな言葉を頻繁に口にするようになりました。

おそらく、仕事が上手くいっていないイライラが伝わってしまっていたのでしょう。

 

この頃は月収で10万円〜12万円を推移。

時々、大きな仕事があった時に20万円の月収になりましたが、これが上限。

子供たちを連れて遊びに行くことも十分にお小遣いを上げることもできません。

 

このままじゃいけない…と思い、人脈づくりのために勉強会への参加や異業種交流会にも出席をするようになりましたが、結果はイマイチ…。

デザイナー自体が飽和状態で主婦が副業でもできる時代に、駆け出しのデザイナーがフリーで稼げるほど甘い環境ではありませんでした。

 

関連記事:逆に人脈が広がる?フリーランスの人脈の広げ方

 

フリーランスのデザイナーが収入を上げるためにやるべき事

しかし、異業種交流会の参加し続けていた事でチャンスを掴めました。

地域に根付いていた老舗の印刷業者が後継者不足と機材の老朽化を理由に廃業を決めた事を知ります。

地域の商店のチラシ制作を主に請け負っていた会社だったので、地元の商工会も困っていました。

 

ここにチャンスがある!とその場で印刷会社の社長と商工会の役員に直談判。

デザインの仕事をさせて貰えるように猛烈に営業をかけました。

 

この時のビジネスモデルは

  • 商店のチラシのデザイン作成を請け負う
  • ネット印刷を使い、チラシを作成
  • 同時にホームページを作り、webに公開

 

今はネットとスマホの時代。これは田舎町でも変わりません。

新聞の折り込みチラシだけでなく、スマホでも閲覧できるデジタルチラシの方が便利な場面も増えてきています。

また、デジタルチラシは新聞契約をしていない世帯や周辺地域にも情報発信ができる強みもあります。

道外にも地域の特産品情報を発信する事で観光客の誘致にも成功。

夏になると、道沿いの野菜直売所を目指して観光客も来るようになりました。

 

印刷設備やインク・用紙などの在庫を持たなくてもネット印刷サービスを使えば、従来のようなペーパーチラシの作成も可能です。

その上、在庫を持たないコスト削減分はそのまま価格に転嫁できるので、私の作業工賃を確保しても最大で従来の半値まで抑えることができました。

コストダウンと付加価値をつける事を同時に成功させ、お客様も大変喜ばれました。

 

これをきっかけにホームページの作成やECサイトの運営を依頼されるようになり、単価の良い仕事が回ってくるようになります。

 

この時の月収が30万円前後。税金を引くと年収にして300万円程度ですが、やっと人並みになれました。

 

 

フリーランスでプライベートの充実も(1日のスケジュール)

収入が安定してくると気持ちにも余裕が生まれ、プライベートもますます充実してきました。

個人的には満員電車に乗らなくて済む事が一番嬉しかったです。

 

現在の1日のスケジュールを紹介すると…

6:00起床。夏は家庭菜園の手入れ。冬は除雪。

7:00 朝食。子供達は学校へ。

8:00 作業開始。午前中にデザイン系の作業を集中させる。合間にトイレ介助など。

12:00 昼食

13:00〜 打ち合わせのため外出。予定がなければ作業。納期が間に合えば昼寝(笑)

16:00〜 子供達帰宅。家族で買い物へ。

18:00〜 夕食。子供とゲームをしたり両親と話をしたり。時々、町内会の会合へ出席。

22:00〜 子供達就寝。スケジュール管理や請求書作りの事務仕事。残りは夫婦の時間(笑)

00:00〜 就寝。

 

安定して仕事ができるようになり、現在の月収が平均して45万円前後で推移しています。

 

田舎暮らしの30代のフリーランスのデザイナーが稼ぐ収入のリアルのまとめ

フリーランスになって、1番のネックは「収入源の確保­=営業力」でしょう。

元々営業職では無い我々が、コネもノウハウも無い状態で開業してもいきなりは上手くいきません。

そこで1番にオススメしたいのは、商工会や町内会の会合への参加。ここで、住んでいる地域に一番足りないもの=ビジネスチャンスを探しに行きます。

小さな仕事も丁寧に対応していれば信用になり、これが人脈づくりになります。

 

特に田舎の場合は、地域に根付いたデザイナーなどいない事が多いので仕事を取ってしまえば他に競合相手はいません。

基盤さえ作ってしまえば、あとは自分のペースで仕事をしながらプライベートとの両立を図ることも可能です。

 

今では築60年の古民家の一室に、たくさんの地域情報が集まる不思議な空間になりました。

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