仮想通貨

仮想通貨ダッシュ(Dash)の匿名通貨としての特徴とその将来性とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
The following two tabs change content below.
taku

taku

日タイ交流大使(自称)として活動し、バンコクを中心にポップカルチャーから社会問題まで幅広く取材を行い、情報発信する。バックグランドを生かし、フリーライターとして投資、IT、ビジネスなどの分野を中心に数多くのメディアに執筆中。

仮想通貨ダッシュ(Dash)はもともとXコイン/ダークコイン(Darkcoin)という名称で取引されていましたが、2015年3月に現在のDash(ダッシュ)に名称を変更しました。アルトコインの中でも最近注目されており、今では国内外の取引所で購入することができます。アルトコイン投資にとって、どういった特徴や技術を持っているかという点と将来性は非常に大きなポイントです。今回は、この仮想通貨ダッシュが次なる投資先に値するかを検討すべく紹介します。

 

仮想通貨ダッシュの概要

 

ダッシュは匿名性の高さと承認スピードの速さを売りに、ビットコインに変わる仮想通貨としてその働きを期待されています。前身のXコインが2014年に上場されて以来、アルトコインの中では積極的に投資を集めており、2018年2月現在では約5400億円で仮想通貨全体では12番目の時価総額を誇ります。(画像は2018年2月4日現在)

発行上限は2200万コインとなっており、DASHの発行量は毎年7.1%ずつ減少する仕組みになっています。

ダッシュの匿名通貨としての特徴と技術

前述の通り、ダッシュの特徴は何と言っても承認スピードの速さと匿名性の高さです。ビットコインであれば、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)に平均10分ほどかかるとされていて、決済目的の仮想通貨としては不十分ではないかと疑問視されています。現在、ビットコイン決済システムを導入している店舗などは、ウォレットやモバイルアプリケーション側の技術で高速化を実現しています。しかし、根本の技術としてはダッシュの方が一枚上手で、なんと決済から4秒での承認を実現しています。また、もう一点の匿名性の高さもプライベートセンドというアイディアを活用して強化されています。

通常、仮想通貨を送金すると送金元と送金先のアドレスがブロックチェーン上に残ってしまいますが、このプライベートセンドを使えば送金元を隠すことができます。通貨を送金したい人が複数いるばあい、それらの通貨を一旦プールします。そしてそのプール額の中から各々の送金先に必要な額だけ送金することによって、送信元の個人を特定しにくくしてくれます。もちろん、完全に追跡できないわけではないですが、1対1のトランザクションよりもずっとわかりにくくなるのです。

送金元を匿名化する特徴のあるDashは匿名通貨と呼ばれ、テロリストの資金や、マネーロンダリングで利用される事が問題視されております。

Dash以外では、Monero(モネロ)とZcash(ジーキャッシュ)も匿名通貨と呼ばれいます。

 

マスターノードはDASHの生命線

これらの優れた機能を支えているのはマスターノードと呼ばれる強力なバックボーンの存在です。通常仮想通貨ではサーバ(ノード)をP2Pでつなぎ分散処理を行いマイニングなどの承認作業を行います。ダッシュもノードを介して処理を行うのですが、その中にマスターノードというネットワークの保全する特別な役割を持ったノードが存在します。いわば分散型ネットワークの中に存在する管理者のようなものです。1000DASHを保有していて、24時間稼働するサーバ、そして専用のIPアドレスを所有していればマスターノードとしてネットワークに参加できます。現在では世界中に数千ものマスターノードが存在しています。

 

1000DASH保有しなければいけない理由として、仮想通貨の基本的な承認プロセスの欠点を克服することが挙げられます。ビットコインなどの承認プロセスはネットワークに参加する参加者の情報処理速度による多数決のようなシステムです。

つまり一定時間内に過半数以上の情報処理能力を持ったものが、誤った取引を承認してしまえば、それは正しい送金として処理されてしまいます。しかし、このマスターノード1000DASHを保有していなければならないという条件は、ネットワークを健全に維持するための担保として働きます。なぜなら、ハッキングを行いそれが明るみに出れば、DASHの市場価格に大きなインパクトを与えます。当然、保有する決して少額ではない1000DASHの資産価値も激減してしまいます。そういった事態を招くのであれば、真面目に正しい取引を承認して、マイニングの報酬をもらう方がお得。時間の経過によって報酬は減少していくようですが、マスターノードは現時点で週に2DASHほどの報酬を得ることができるようです。

 

マスターノードのもうひとつの役割

photo by Dash infographic

DASHはそのシステムをより良いものとするために、民主主義に近い形で開発を促しています。マスターノードになると開発に関する投票権と提案する権利がもらえます。どういう仕組みかというとマイニングによる報酬の45%はマスターノード、もう45%は他の参加者に分配され、残りの10%は開発資金としてプールされます。このプールされた開発資金の使い道をマスターノードは提案することができるのです。また、他のマスターノードが提案したものに対して賛成、または反対の票を投じることが出来て、賛成が反対を10%上回れば可決されます。このようなシステムの自治形態を分散型自立組織(Decentralized Autonomous Organization)と呼び、ダッシュのシステム保全に役立っているのです。

また、1000Dash以上のマスターノード保有者は年間8%ほどの金利が貰えます。もちろん確約ではありませんが。

photo by Dash infographic

銀行に預けても0.8%程度なのに比べるとお得ですよね!と言う説明をinfographicでされてますが、仮想通貨をしていて年利8%で手堅く稼ぎたい。という人はそもそも多く無いと思いますが。

 

 

 

ダッシュの将来性と評価はどうか

ビットコインの欠点を克服するシステムを持ったダッシュですが、普及しなければ意味はありません。最新のプレスリリースを参考にその将来性を見極めてみましょう。

 

また、twitter上での評価はやはり、匿名通貨の為にマネーロンダリング、テロリスト資金利用の懸念を各国政府が問題視した上で、規制する可能性を指摘しております。

 

 

ジンバブエの取引所に上場

2017年の8月にBitcoinFund(現在はgolixに取引所名が変更)というジンバブエの仮想通貨取引所に上場されました。ハイパーインフレーションで通貨システムが完全に機能しなくなってしまったジンバブエは、仮想通貨がその代役として普及することが期待されています。

 

Dashのモバイルアプリ登場

2017年7月にアップルのモバイルアプリを公式リリースしました。これで利便性が上がり、ペイメントシステムとして普及していくことが期待されています。

また、同時にDash Newsというアプリもリリースしております。

こちらは、Dashのコミュニティー(Forum)情報をアプリで見れるようになっているのでDashだけではなく暗号通貨全体のニュースなどをみる事ができます。言語は英語表記になっております(ただし、購入やインフォメーションの部分のみ言語選択可能で日本語も選択できます。)ので、海外での暗号通貨情報を知りたい方は一度ダウンロードして見てはいかがでしょうか。

 

ロンドンの仮想通貨取引所にも上場

2017年の9月にはジンバブエに続きロンドンのCEX.IOという取引所に上場しました。世界の金融都市への進出による時価総額の拡大が狙いです。

また、日本ではコインチェックが取り扱っておりましたが

仮想通貨ダッシュ(Dash)の匿名通貨としての特徴とその将来性とは まとめ

ダッシュは2017年に積極的な普及に向けての動きがあったと言えます。強みとする早い決済スピードや高い匿名性などと合わせて将来に対する期待は大きいことが予測されます。

ただし、その強みは裏社会の人間に対しても利便性が高く、例えばマネーロンダリングの温床となるのではないかと懸念されています。まだ仮想通貨全体にまで、規制が行き届いていないのでどういう結末を迎えるのかは誰にも予測できないのですが、最悪の場合、政府が介入してくる恐れがあります。技術やシステムとしては素晴らしいものがあるので、普及拡大の道を歩めば価格の高騰も十分にありえます。

どちらにせよ2018年、注目のアルトコインであることは間違いないので、さらなる発表に期待を寄せましょう。

 

この記事どうだった? 参考になった 参考にならなかった
参考になった×0
参考にならなかった×0

副業ガイド編集部おすすめ記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

副業リスト