フリーランス

フリーランスは、超特急案件に気をつけろ!(後半)

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あじのふらい

あじのふらい

日本の地方都市に住む、30代半ばのイラストレーター兼デザイナーです。 中国の雑貨メーカーからご依頼を受け、ベビー・キッズ向けアイテムをデザインしています。

 

さてさて、前回より引っ張らせていただいております、特急案件のお話です。

前回:フリーランスは、超特急案件に気をつけろ!(前半)

 

お引き受けはしたものの、締め切り60時間前の時点で依頼詳細はまだ手元にない状態。

なんと依頼主である広告代理店さんも、先方(某大手化粧品メーカー)の希望を絶賛ヒアリング中で、まだ詳細をまとめ切れていないとか。

ふとよぎる「これ、〆切に間に合わんのでは」という不安。

頭の中で、映画「ミッションインポッシブル」のテーマが鳴り響きます。

トム・クルーズが天井からブラーンってなってた施設はCIAだっけKGBだっけ

そんな余計なことを考えながら別のお仕事を進めつつ、依頼詳細を待つこと数時間

「依頼詳細キターー!」

時すでにPM9:00。締め切りまでちょうど48時間を切った合図のごとく、そのメールはやってきました。

ドキドキしながら添付ファイルを開くと

枚数増えとるやんけ。

思わず縁もゆかりもない河内弁になるほどの衝撃。

10枚のご依頼というお話だったはずが、メール本文に特筆されることもなくさらっと16枚に増えているのです。

本来ありがたいはずの依頼数増

しかし、ただでさえギリギリスケジュールの今回に限っては、この6枚は命とり。

私はクライアントにハッキリ言いました。

あの~非常に申し上げにくいのですが~最初10枚って聞いてたもので~どーにかできるかなと思ったんですが~……

6枚増えてますので間に合わない可能性が高いといいますか

しかし、返信は「ゴメン。けど頑張って!てかラフは明日AM900までにヨロシクな!」とのこと。

(つーか広告代理店さんって何時まで仕事してるんでしょう徹夜がデフォルトなの?)

結局その日は徹夜して、次の日の明け方には16枚のラフを何とか提出。

うとうとしながら別の仕事を進めておりました。

締め切りまであと36時間。すぐにラフのご了承をいただければ、もう一日徹夜すれば何とか間に合うでしょう

って来(こ)んのかい。

どうしたことでしょう、待てども待てどもラフの返事が来ません!

2時間ごとに催促のメールを送るも一向に返信はなく

そうこうしている間に、2度目のPM900を回りました。

締め切りまでとうとう24時間

これではさすがに間に合わないと思い、「チッス最初の納期は無理ッス」という旨のメールを送った瞬間

チャットかよ!という速さで返信が返ってきました。(くんのかよ!)

「ゴメン!まだ先方(メーカー)の了解取れてないけど、とりあえず制作進めといて!!」

あー、これ、あかんやつや。

あちらとしては、締め切りにどうしても間に合わせたい。

けど、先方次第では描き直しの可能性もあるよ、と。

多大な不安を胸に抱きながら、生まれて初めての2

脳がブルブルする感覚を味わいながらの制作作業。そして翌朝

ー懸命な皆様のこと、もうオチはお判りですよね。

ハイ、出ました先方NG

全てラフからやり直しとのこと。ただし修正費用として○○○○円支払ってくださると

いえ、逆に○○○○円払ってもいいです、お願いします、寝させてください!!

こう言いたいのをググっとこらえ、とりあえず出勤中の夫に眠眠打破3本買ってきて!とメールし

3徹目に突入しました。

結局1日程締め切りを延ばしてもらい、無事に16枚を納品することができたのですが

得たものと言えば、制作費用○○○○円に肌年齢+10歳、そして

「ギリギリ納期の案件には気を付けろ、それ以上に依頼内容が固まってない案件に手を出すな!」

というプライスレスな教訓でした。

次はもう絶対に受けないぞ!

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