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サラリーマンの給料の平均取得は横ばい状態。平成27年の国税庁の調査では、サラリーマンの平均月収は35万円だそうです。
結婚して子供がいたりすると年々教育費などの費用が膨らむにつれ、月々の小遣い増額は難しい状況です。
趣味など使えるお金にもう少し余裕が欲しいと常々感じていましたが、副業は時間の制約上難しく、いろいろと調べた結果、隙間時間で行える投資に興味を持ちました。
そこで、小遣いの範囲内で投資し、利益を得ることを目的にFXの取引を行うことにしました。
現時点では開始から4年が経過していますが、これまでの体験をもとに、時間も小遣いも少ないサラリーマンでも、リスクを減らし安全に投資できる方法をご紹介します。
FXのメリットとデメリット
少ない資金で取引を開始できることが最大のメリットです。しかも、レバレッジを大きくすると少額で多額の取引を行え、効率よく利益を得られます。
また、平日であれば24時間取引可能なため、好きな時間に取引ができます。夕方から深夜にかけての時間帯は取引も活発になるため、日中仕事が忙しくても十分取引可能です。
一番の特徴は「買い」と「売り」の両方で取引ができるため、相場の状況に応じた取引が可能になります。また、スワップ金利を上手に活用すると、取引利益に加え金利での利益も得ることができます。
また、下記でもFXは非常にメリットがある投資だといわれます。
1、24時間世界中で相場が開いている
日本では夜でも、ほかの国では昼間というわけで、世界中で参加者がいるために24時間相場が開いています。
特に東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場が3大市場と言われており、東京市場の夕方からロンドン市場は朝になり、ロンドン市場の昼過ぎからニュー良く市場が朝になり、ニューヨーク市場の夕方から東京市場の朝になります。
2、取引にレバレッジをかけることができる。
レバレッジとは、てこの事をさし、証拠金を出せば自己資本より多い金額を投資することができます。
レバレッジがあるから、破産するんじゃ?という心配もありますが0.5倍などの低レバレッジもありますので、要は使う人の使い方次第です。
3、売買の流動性が高い
外国為替市場の1日の取引は約574兆円です。5兆880億アメリカドル
用:上田ハーローFX
投資の業界では、不動産投資も高い人気がありますが、もし手放したい。と思った時に不動産は簡単には手放せないというデメリットもあります。
それに比べてFX取引は、基本市場が開いていたらいつでも売買は可能な流動性の高さは魅力です。
4、FX関連のシステムや、FXの情報が多い
FXの取引システムは非常に使いやすく、種類も多いです。
チャート、テクニカル・インジケータ表示、低スプレッド。情報配信など。さらに最近では、自動売買システムもあります。
自動売買FXといえばインヴァスト証券のトライオートFXが有名です。
今はキャンペーン中で(2018年11月1日から2019年1月31日まで)新規口座開設で一定金額以上自動売買を実行された人に最大1万円のキャッシュバックがあります!ぜひ、この機会に口座開設をしてみて下さい。
スキャルピングトレード、デイトレード、スイングトレード、キャリートレードとトレード方法も多岐にわたるためにニーズに合わせたツールが開発されています。
5、価格変動率であるボラティリティが高すぎない
昨年話題になった、仮想通貨のように異常な上昇、下落といったボラティリティ要素はありません。
もちろん、ペア通貨の1国が破綻した場合などは、紙切れになる可能性もありますが、基本大手のドル、円、ポンドの通貨であれば上下はありますが紙切れになる可能性は極めて低いです。
ボラティリティが高いほうがいいじゃないか。と思う人もいるかもしれませんが、ギャンブルではなく投資なので、戦略的に投資を行うことで利益を積み上げていけます。
一方で、デメリットとして「為替変動リスク」「流動性リスク」「電子取引リスク」などのリスクがあります。
取引中に実感するのは「為替変動リスク」で、世界情勢の変化や世界各国の国内事情などにより相場は刻々と変化し、利益も多ければ、損失も膨らみます。
また、損失を被ると精神的な負荷も大きくなり、冷静な判断ができず大金を一瞬で失うことにも繋がります。平静な精神状態の維持が取引上で非常に重要な要素となりますが、その境地に至るまでには数々の経験が必要となります。
FXでの失敗体験談
FXには「スキャルピング」や「デイトレード」、「スイングトレード」と呼ばれる取引手法があります。私は小遣いをコツコツ貯めた約20万円の余裕資金を軍資金として取引を開始しました。
スキャルピング
最初は非常に無知な状態で取引を行い、スマホのアプリを使用しゲーム感覚で「売り」と「買い」を繰り返し、ビギナーズラックで利益を得ることができました。当時は「スキャルピング」と知らずに取引を行っていました。
利益が膨らむにつけ、考えも甘くなり、欲も膨らみます。ある日、相場が急転し大きな含み損が生じました。
当時は簡単に相場が元に戻ると考え様子をみていましたが、元に戻る気配は一切なく、含み損が膨らみました。含み損が膨らむにしたがい、冷静に損失確定する判断ができず、軍資金の半分以上を失いました。
それ以降も取引額を少額にして同様の取引を何度か繰り返しましたがうまくいかず、取引方法について勉強することにしました。
デイトレード
前回の失敗をもとに、相場の流れを理解しながら「デイトレード」を行いました。この時にトレンドラインやテクニカル分析を行うようになり、相場の流れを予測できるようになりました。
しかし、相場の急変や欲が冷静な判断の邪魔をし、一旦は利益が出ていた取引も損失を被ることになりました。
「スキャルピング」や「デイトレード」では相場の急変で一瞬にして損失に変わることを経験し、「スイングトレード」に取引方法を変更しました。
スイングトレード
1日単位の取引から1週間~2週間単位での取引に切り替え、冷静に相場を判断し的確なポイントで相場に介入することで利益が少し生まれるようになりました。
しかし、利益と同時に欲も生まれます。利益欲しさに取引しなくても良い相場と理解していても取引したくなる衝動に負け、結局得た利益は損失となり最終的に軍資金は5万円となりました。
これまでの経験を踏まえ、デイトレードを開始時から利用していたトレンドラインやボリンジャーバンドを活用しながらより長期の取引を行うようスタンスを変えるようにしました。
ボリンジャーバンドには±1σ±2σ±3σのバンドが設けられ、バンドの中で相場が推移する確率が示されています。
その確率は±1σ(68.27%)、±2σ(95.45%)、±3(99.73%)となっており、その確率を利用し取引することで確実に利益を得られるポイントを見つけることができるようになっていました。
また週足よりも月足の方がよりリスクが低くなることにも気づき、月足チャートで相場を確認することにしました。
加えて、リスク回避のためレバレッジも1~5倍程度に変更し、1年程度の期間を視野に入れて取引するようになったことで、より確実に利益を得られるポイントで相場に介入できました。
一旦介入すれば、月単位で相場の動きを観察し、介入後の数日は含み損を覚悟することで、数週間~1か月後には含み益が生まれるようになりました。
短期投資から長期投資へのシフトで気づいたこと
短期投資では、相場の動きの影響が大きく、利益も損失も生まれやすい傾向にあります。損失が膨らめば精神的にも疲弊し、取引への意欲や自信を失うことを体験しました。
ところが、長期投資の視点で介入ポイントや利益確定ポイントなど計画を立て、月足チャートで取引してからは、無駄な損失を被る取引は自然となくなり、高確率で利益を得られるような場合にのみ取引するようになります。
精神面でも損失に怯えて取引していた状態から、目前の損失に捉われず、損失が利益に変わることを確信し、利益が生まれるまで待てるようになりました。
そうすることで精神的な余裕を持ちながら取引経過を見守ることができ、好循環が生まれるようになりました。
スキャルピングやデイトレードなどで生まれる年間利益に比べれば、利益は少なくなりますが、その分損失も少なく、ゆとりを持った取引が可能になります。
もちろん取引金額を増やせば利益も膨らみますが、小遣いの余力で投資し、損失しても痛手を負わない程度の資金で取引することが目的だった私には最良の取引方法となっています。
今では1万円以上の取引を行うことが少なくなり、1000円程度で取引を行うことを自分のルールとしており、最大5000円の投資を原則としています。
昨年は合計4000円を1000円ずつ分散して投資し、欲張らずに利益確定し1年で約5万円の利益を得ることができました。日頃の小遣いから4000円を捻出するだけでこれだけの利益が得られれば十分ではないでしょうか?
相場への介入も数回に分けて行い、利益確定も欲張らず数回に分けて行うことで十分安全に取引することが可能になります。
安全に取引できるようになるためには、ある程度のチャートの見方やテクニカル分析の知識、指値や逆指値などを活用することが必要になります。
このやり方であれば、日々パソコンなどにかじりついてチャートを見る必要はなく、時々チャートを確認して介入できそうな相場があれば指値を活用し、含み益を確保したい場合は逆指値を活用することで十分に取引可能です。
長期投資のメリット
事前にしっかりとチャートとボリンジャーバンドで介入する相場を確認することで、リスクを認識し計画立てて投資することが可能になります。
しっかりと予測と計画を立て取引することで、損失が生まれても冷静に対応することが可能になります。
また、長期投資の視点で取引を行うことで、目前や数日単位での相場の急な変化にもパニックにならず冷静沈着に経過を観察することができます。
相場への介入時には慎重になり、利益が生まれれば欲張らず利益確定を行うことで精神的に追い込まれることも回避できます。
目先の利益を求めるよりも長期的な利益を求める方が細めにチャートをチェックしたり、不安になったりというようなことはなく、精神的にも時間的にもおおらかに取引し利益を生み出すことができます。
サラリーマンのFX投資:税金はどうすればよいのか?
サラリーマンでありながら、FXで収益が上がった場合どうしたらよいのか?一番の悩みだと思います。
私も最初、利益が出たときにどうしたら良いのか悩みました。
FXの収益は「雑所得」に分類され、年間20万円を超える利益を出した場合は確定申告をしないといけません。ただし、必要経費の購入(パソコンや書籍hなど)の経費を差し引いて20万円を超えなければ、確定申告の必要はありません。
確定申告は利益の20%です。普段サラリーマンだと、所得税は会社が対応しており自分で確定申告をする機会は少ないと思います。
また、確定申告をする事で会社にばれるんじゃないか?と不安な方もおられるかもですが、知識を持ってちゃんと確定申告すれば問題ありません。
FXで赤字の場合は、損失繰越を利用できないか?と考える。
また、過去赤字で今回はたままた、もうかった。という方は、損失繰越を利用できる可能性があります。損失繰越は3年間有効で、利用の場合は損失分を確定申告で明らかにしておく必要があります。
赤字だから、税金納めなくてよいし確定申告しないでよい。 ではなく、翌年儲けるために確定申告をしておこう。と考えるのが良いかと思います。
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